髙建コラム
庭の手入れが大変!雑草の生えにくい庭造りの方法は?
外構工事を中心に、塗装工事やリフォーム工事などお家にまつわる工事全般を承っております、有限会社髙建です。
庭があると、季節の花々を育てたり、家庭菜園をしたり、また子どもの遊び場になったりと、様々な面で生活を豊かにしてくれます。しかし同時に、きちんと手入れをしておかないと、いつの間にか雑草が生えて虫も発生し、さらには風雨で土がドロドロになることもありますよね。
そこで今回は、負担をあまりかけずに庭をきれいに保つ方法や、手入れが少なくて済む、庭造りのポイントについてお伝えします!
庭の手入れが大変、その理由は?
せっかくお家に庭があるのならば、きれいに保ちたいものですが、定期的にお手入れをしないとすぐに荒れてしまいます。雑草は抜いても抜いても生えてきますし、特に春や夏は雑草の成長スピードが速く、膝や腰の高さまで成長してしまう種類もあります。
そのような春や夏の時期ですが、炎天下に草むしりを行うと体力的にとてもきついですし、そもそも草むしり自体、足腰への負担がとても大きいです。小さな庭でも全体をきれいにするにはそれなりの時間と労力がかかりますので、草むしりをするのが億劫な方もいらっしゃるでしょう。
また、苔が生えてきたり、雨の日に地面がドロドロになってしまったりすることもあります。苔は使い方次第では庭をおしゃれに見せることができますが、生えてくる場所が悪いと、滑る原因にもなってしまいます。家が玄関につくまでに必ず庭を通らなければいけない構造の場合は、雨の日や雑草が生えているときにとても不便ですよね。

自分でできる雑草対策とは?
では、そもそも雑草を生えにくくするにはどうすればいいのでしょうか。
地面を雑草が生えにくい素材に変える
最も簡単で効果的な方法は、地面を雑草が生えにくい素材に変えてしまうことです。
例えば、「固まる土」というものがあります。防草土とも呼ばれますが、土にセメントを混ぜたもので、雑草を防ぐ効果があります。近年DYIが流行っていますが、この「固まる土」も施工自体は簡単なのでご自分で出来る対策と言えるでしょう。ただし、結果的に苔が生えやすくなったり、また自分でやると均一に塗ることができなかったりといったデメリットもあります。
また、ホームセンターなどに売ってある防草シート、除草シートを敷いて、その上に「砂利」を敷くという方法もあります。
ただし、「固まる土」や「砂利」で庭全体を覆ってしまうと、殺風景になってしまったり、庭っぽさが無くなったりしてしまうかもしれません。全体の景観を大切に、緑のバランスを考えながら対策をしましょう。おすすめなのは、和風の庭では「固まる土」を、洋風の庭では「砂利」を使うことです。
除草剤をまく
除草剤をまくことも効果的です。ホームセンターなどで簡単に手に入れることができますし、時間をかけずに手軽に除草ができます。しかし、除草剤をまいてしまうと、花壇で育てている花や野菜、ハーブを枯らしてしまうことに繋がりかねません。もしどうしても除草剤を使いたいのならば、花や野菜などはプランターや鉢で育てることをおすすめします。また、ペットを飼っている家庭やお子様がいらっしゃる家庭では、除草剤の品質にも気をつけた方が良いでしょう。
このように、自分で出来る対策はたくさんありますが、どうしても労力やセンスを必要とするものが多くなります。自分で対策してみたけれど、「デメリットの方が多かった」、「やらなければよかった」となってしまうことは防ぎたいですよね。きれいな庭を保ちたいのであれば、やはりプロに相談することをおすすめします。

庭の手入れを楽にしたいなら、手入れの少ない庭造りがおすすめ
雑草がそもそも生えないようにするには、雑草が生える部分を無くしてしまうことです。プロに頼むと、デザインを入れた塗装をしたり、石張りをしたりすることができますよ。プロに相談して雑草が生えにくい、手入れが楽になる庭造りを提案してもらうことをおすすめします。植栽部分と歩く部分の見切りをしっかりとつけ、極力草が生える部分を少なくし、機能性に優れた庭を造ると良いでしょう。
庭の塗装には主にコンクリート、石張り、アスファルトの3つの方法があります。
コンクリート
3つの中では最もスタンダードな方法です。ただし、どうしても風化によってひび割れが起きてしまうので定期的なメンテナンスが必要です。また、苔が生えてきてしまうこともあります。メリットとしては、強度があるということが挙げられます。そのため、車がのるところにはコンクリートがおすすめです。ただし、養生が必要で固まるまでの時間も含めて最低でも施工には5日はかかるので注意が必要です。
また、樹脂塗装を行うのも非常におすすめです。樹脂塗装は、耐消耗性、耐薬品性に優れており、普通のコンクリートよりも様々なメリットがあります。価格は普通のコンクリートの1.5倍ほどですが、そのデメリットを上回るメリットが多くあります。例えば、雨が降っても滑りにくいので安全です。また、一般的なコンクリートよりもメンテナンスにそれほど時間をかけずにすみます。 そして、色の種類が豊富でデザイン性に優れています。公共施設や商業施設、公園や広場など、景観性が要求されるところによく使われていますよ。素敵な見た目かつ機能性に優れた、こだわりの庭造りをしたい方にとてもおすすめです。
石張り
保水性に優れており乾きすぎることが無いので、人にも環境にも優しい庭を造ることができます。また、石張りはデザイン性に優れていて、高級感がありますので庭の見た目にこだわりたい人にもおすすめです。デザイン次第では和風の家にも洋風の家にも合わせることができます。ただしこの3つの中では一番コストがかかるので注意が必要です。
アスファルト
アスファルトは養生が全く必要なく、施工が終わればすぐに人が歩くことができるのが大きなメリットと言えるでしょう。また、コンクリートに比べて圧倒的に水はけが良いので、雨の日の水たまりに悩むことも少なくなります。アスファルトは色や形状から殺風景になりがちなので、見た目にこだわりたい方は先ほどお話ししたような樹脂塗装をおすすめします。
まとめ
景観と機能性に優れた庭造りにはたくさんの労力が必要ですが、工夫次第ではとても楽にお気に入りの庭を造ることができます。特に、雑草の手入れはとても大変ですが、一度地面を塗装してしまえばかなり楽になりますよ。全体を塗装してしまうのも良いですが、一部土のところも残しておくことで緑も楽しみながら快適な庭造りを楽しめます。せっかくの庭ですから、こだわって造っていきたいですよね。
髙建では、お客様に寄り添った施工を行っています。デザイン性はもちろん、毎日の生活での機能性を重視しておりますので、お手入れのしやすい庭をご提案いたします。庭に関することはもちろん、玄関や駐車場などの外構工事、リフォーム工事、塗装工事等、様々なことを承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。