髙建コラム
建売外構に不満、リフォームできる? 建売住宅の外構リフォームのポイントを紹介
建売住宅を買ったはいいものの、外構、エクステリアに不満はありませんか?最初は素敵に思えても、住んでみると機能性や使い心地が悪く不満が出ることもあると思います。この記事では建売住宅の外構をリフォームする際に知っておくべきことや、リフォームの際の費用、業者の選び方などを紹介します。

建売の外構をリフォームする際に知っておくべきこと
外構業者は自分で選ばなくてはいけない
建売住宅を購入した場合、基本的には外構業者は自分で依頼しなければいけません。建売住宅を購入した際に関わった業者の方に依頼する手もありますが、他の外構業者を探すのもおすすめです。近所の外構業者に依頼したりネットで探したりすると良いでしょう。業者を選ぶ際のポイントは後ほどまた解説いたします。
解体費用、撤去費用が掛かる場合も
既に施工されているコンクリートなどを撤去する場合、費用が掛かるケースがあります。駐車場のコンクリートを砂利にしたいなど、現状の外構を解体、撤去しなくてはいけない場合には廃棄処分費用などが掛かることにも注意しましょう。業者に相談してどの程度の金額がかかるのか確認しておきましょう。
建売の外構をリフォームする際のポイント3選
メンテナンス性を意識する
外構のリフォームを行う場合にはメンテナンス性を意識しましょう。
定期的なメンテナンスがあまりにも大変だと、庭がついていてもお手入れが後回しになってしまいがちです。地面が出ているところは、どうしても雑草が生えてきてしまいますので、対策するのも一苦労です。ウッドデッキやテラスを設置して地面を少なめにすると、お手入れの手間をグッと減らすことができます。先々のことも考えてメンテナンスしやすいようにしておくのがおすすめです。
外からの視線をチェック
周りに高めの建物があると、そこからの視線が気になってしまうことがあります。視線が気になってカーテンを開けられなかったり、テラスや庭でのんびりと過ごせなかったりするのは窮屈ですよね。防犯面からみても、外からの視線を防ぐことは大切です。フェンスを設置するなどの対策を考えてもいいかもしれません。その際にはどのくらいの高さで設けるかも考えましょう。
3つの外構スタイルから考える
主に「オープンエクステリア」、「セミオープンエクステリア」、「クローズエクステリア」がありますが、それぞれの長所や周辺の環境を配慮して選びましょう。
例えば、オープンエクステリアは塀で囲まないスタイルで開放感がありますが、プライバシーの面では注意が必要です。また、セミオープンエクステリアは目立たない門扉や低めのフェンスを設置するため適度に視線を防ぐことができます。敷地の外周を全て囲ってしまうクローズエクステリアはプライバシー保護の観点では優れていますが、閉鎖感が出ないようにデザインの工夫が必要です。駐車場や庭などの配置も考えながら、どれが最も適切か考えましょう。
外構工事の流れ
業者の選定
外構工事を依頼したい業者を選びます。インターネット上で探したり、建売を購入した際に関わった業者に紹介してもらったりするなどの方法があります。最初から一つの業者に絞るのではなく、複数の業者に相談するようにしましょう。いくつかの業者に相談することで適切な業者を選ぶことができますよ。
現地調査・打ち合わせ
どのような外構にしたいのか希望を伝えます。現地調査等も行い、具体的に外構プランを決めていきます。ポイントは家の外のイメージだけではなく、家の中で過ごすときに過ごしやすいような外構にすることです。今生活している時の不満なども伝えましょう。
見積もり・契約
外構業者から見積もりや外構工事のプランをもらい、確認します。わからないことや不安なこと、変更したいことはきちんと伝えるようにしましょう。契約内容に納得できれば、契約書にサインします。
着工~完成
着工から完成までスケジュール通りに進んでいるか、施工がきちんと図面通りかなどを定期的に確認しましょう。工事中は大きな音がでたり、ホコリが舞ったりしてしまうのでご近所に挨拶しておくと良いでしょう。

建売の外構をリフォームする際の費用は?
外構工事の費用はケースによって大きく変わる
外構工事の相場は一括りに申し上げることが難しいです。というのも、土地の状況や施工業者によって価格がかなり異なるためです。例えば、高低差のある土地や、独特な形をした土地は価格が少し高めになります。また、外構に使う資材によっても価格が上下します。外構工事はオーダーメイドの工事になるので、一概に価格を言うことは難しいのです。
外構工事の費用を抑えるポイントは?
隣家がフェンスを設置している土地を選べば、工事費用を節約することができます。他にも、住みながら少しずつ外構工事を進めていくのもおすすめです。最低限の工事だけ先に行い、一部はDIYするのも良いですよ。自分の家により愛着が湧くでしょう。また、外構業者を選ぶ際には必ず相見積もりを取るようにしましょう。価格面だけで業者を選ぶのはあまりおすすめできませんが、相見積もりを取ることで悪質な業者は避けることができますよ。
建売の外構をリフォームする際の業者の選び方
安さに注意!費用だけで選ばないようにする
価格も業者選びでは重要なポイントですが、それだけで決めるのは危険です。あまりに安い業者は施工が雑な可能性もあります。また、工事内容は同じでも下請け業者があるかないかで金額が変わることもあります。内容をしっかりと確認し、適切な価格の業者を選びましょう。
相見積もりをとる
上記でも少し触れましたが、相見積もりは必ず取るようにしましょう。悪質な金額の業者を避けることができるのはもちろん、複数の業者に相談することで業者の質も見極めることができます。相談した際のスタッフの対応も確認しましょう。また、見積書は詳細まできちんと書いてある業者を選ぶことがポイントです。
施工実績、得意な工事内容を確認する
ホームページなどで施工実績を確認し、やりたい外構イメージと同じような工事をしているところを選ぶと良いでしょう。業者によって得意分野がありますので、それらも参考に選びましょう。また、レビューサイトや口コミなどで評判をチェックするのもおすすめです。
工事後のアフターサービスもチェック
工事後に何か欠陥が見つかるかもしれませんから、アフターサービスがあるか確認しておくことは重要です。「売り切り」の業者も中にはありますから注意しましょう。
まとめ
今回の記事では建売の外構工事について詳しく解説しました。リフォームする際に最も重要なのは業者選びですから慎重に決めていきましょう。
また、高建では日々のメンテナンス性や機能性を重視した提案を行っています。外構工事でお悩みの方は是非一度ご相談ください。
